■ ザ・ダーツシーマー(モーター送り仕様) U-3002-D/M 
  
ザ・タックダーツ(モーター送り仕様) U-3002-D/M-03 

1968年創業以来、国内では縫製自動機の
パイオニアとして40年間の経験を生かし、
生まれたダーツシーマーもここまで進化しました。

ボトムのフイット性を高め、美しいシルエットを生み出す重要な役割を果たすダ−ツ縫いに
長さや深さに不揃いがあっては品質を損ねるだけでなく、サイズの不揃いまで生じかねません。
ダーツ縫いでは1oのつまみ量ムラでも開いて2oのムラが生じ、
サイズの不揃いの大きな原因となります。
また、ズボンではピスポケ作業の前工程の為、先行作業が生産の流れを大きく改善します。
このようにダーツ縫いの自動化は高能率・脱技能・高品質に加え、
目に見えないメリットも多く、自動省力化総てにご満足いただける自動機として
長年の経験に加え、最新のメカトロにより新たに安価で高機能化にリニューアルしました。

高速ダーツ縫い! 操作方法は素材をセットプレート上のメジャーに縫い長さ合わせてセットしスタートします。
スタートと同時に受け台に積まれた次の素材を左手でつまみ上げ手元に戻ったセットプレートに次の素材をセットする(この間4秒で操作します。)素材の連続セットで超高能率なダーツ取り作業が行えます。
また、プレ−トで針元へ供給された素材は、キ−パ−で保持され、ガイドレ−ルに持ちかえられて縫われます。
素材のセットと自動縫いが完全にオ−バ−ラップ化され、初心者にも簡単な操作で1ダ−ツ4秒の超高能率が得られます。
総ての動きにも0.1秒の無駄もなく、合理的な最新の機構は長年の経験が生かされ、完成されたダ−ツシ−マ−となりました。
パルスモーター送りと液晶タッチパネルの採用 パルスモーター送りとコンピュータ制御により、従来機では為し得なかった3種類の縫い仕様(通常・縫い消し・糸の引き出し)が自由に選択できます。
又、素材に最適な縫いスピードを高・中・低速の中から選択し、返しやショーティングの縫い止めの条件も自由に選べます。
又、こうしたスピードを変わて生じる微妙なスタート位置や返し条件も自動的に修正され、一切調整の必要がなくワンタッチで変更できます。
液晶タッチパネルの採用では、各装置の調整やスイッチ類の操作も、液晶パネルを軽く触れるだけで操作でき、従来の煩わしい調整が瞬時に行え、高能率な作業に一層お役立て頂けます。
ダーツ深さの設定もワンタッチ ダ−ツ深さは、縫い長さ200oで最大50o最小10oの範囲内で自由に選択でき、設定もクランプレバーをゆるめ、ワンタッチで行えます。
”0”ポイントの調整と定規装置 素材の厚さが大きく変化した場合など、三角ダ−ツの”0”位置の微量調整もセットプレートのダイヤルつまみにより、微量調整が簡単・的確に行えます。
本機ではYUHO独自の定規を設け、プレートで供給された素材は定規で
プレート先端全体を受け止めます。
この独自の機構でダーツの深さと”0”位置がムラなく正確に決まり、
ダーツ寸法が維持されます。
ジーンズから極薄素材まで確実にキャッチ セットプレートにより供給された素材はキーパー装置により保持されます。
このキーパー装置は板バネ材による一体成形型キーパーで、先端部が正確に揃い、保持力はジーンズ素材などの極厚素材もしっかりと保持され、又、定規部にキーパー受けが設けられ、 テーブルへのキーパー傷も生じません。
メンテナンス時には、定規・キーパー装置がワンタッチで脱着できる構造となっています。
メンテナンスと安全制御 安全面にも充分に配慮し、万一、素材供給プレートに手を挟まれた時には、自動的にプレートが戻り障害を回避します。
その他、糸切れ時にの自動停止や緊急非常停止制御など、コンピュータにより万全な安全対策が施されています。
また、ミシン等のメンテナンスには、各部の装置がワンタッチで取り外しができ、ミシン頭部全体もワンタッチで起こす事ができます。 調整後の復元では各部の微調整を一切必要とせず、元の位置へワンタッチで戻せます。
このように自動機としての使い易さやメンテナンス・安全面などが隅々にまできめ細かな配慮がなされています。

 

  ザ・タックダーツ(モーター送り仕様) U-3002-D/M-03 

早い・使い易い前身のタックダーツ縫い! YUHOダーツシーマは、初心者でもその日から正確で確実に高能率なダーツ作業が行えます。
裏付きズボンのタック縫いでは、針元までのテーブル面を一段とカットし、タック間隔の狭い素材セットにも一層使い易く、裏付き素材はプレートに裏表一緒に巻き込みセットし、針元まで供給されます。
キーパーとサンドイッチ方式のガイドレールが確実に素材を押さえるため、ズレ易い素材でも正確な深さのタック縫いが初心者でもその日から行えます。
タックレールと三角レールが標準装備 タックダ−ツ/03タイプには、タックレールと三角レールが標準装備され、レール交換もワンタッチ機構の採用でより簡単になりました。
また、タックやカーブ付きなど変形ダーツ等のガイドレールもオプションで製作が可能です。
深さ自動交互切替機構 タックダーツの深さ設定は、10o〜30oまで2種類の深さが設定でき、液晶タッチパネルの選択で「浅いタック」「深いタック」、また、交互使用自動切替が選択できます。
交互使用では、1シ−ム毎に「浅い・深い」が切り替わり、更に、素材のスタッカーエァーは1パネル2タック完了後に作動します。
浅い・深いの作動表示は、液晶画面で表示されます。
上下サンドイッチ式送りレール(オプション) キーパーとサンドイッチ方式のガイドレールが確実に素材を押えるため、ズレ易い素材でも正確な深さのタック縫いが初心者でもその日から行えます。
プレート吸引装置(オプション) 裏地などすべりやすい素材に有効的です。
プレートの供給時に素材のズレを防ぐため、厚さ4oの極薄プレートが吸引を行い、素材を吸引保持して供給します。

 

能   力  ★ 縫い長さ 10cm 3cm/14針(余裕率20%)
     三角ダ−ツ 6,000 darts / 8H  1 シ−ム / 4秒
     タックダ−ツ 6,580 darts / 8H  1 シ−ム / 3.5秒
     縫い消しダ−ツ 4,600 darts / 8H  1 シ−ム / 5秒
主な装置  ★ 三種類の縫い仕様切替機構
 ★ 定規付きキーパー装置
 ★ 深さ自動交互切替装置(/03タイプ)
 ★ ワンタッチダーツ深さ変更機構(/03タイプ)
 ★ パルスモーター送り機構
 ★ クランプ台
 ★ 上糸つかみ装置
 ★ 糸切れ検知装置(TBD)
 ★ エァ−ガン
オプション  ★ さばき付きクランプ台
 ★ 自動糸巻き装置
 ★ プレート吸引装置