ニューポケットステッチャー(口地縫い機能付き)  U-3106-D   

高機能エコ仕様!
ニューポケットステッチャーではズボンの
斜めポケットステッチの自動化に加え、
タテポケットの口布地縫い機能を標準装備しました。

ズボンの脇ポケットの飾りステッチ部を上下に挟んで送るサンドイッチ方式により、
斜めバイヤスの裏地付き製品もネジレの無い完璧なステッチ縫いが行えます。
又、新たにタテポケット仕様の口布地縫いをワンタッチで仕様替えの行える
新機構を採用して、ポケット口の上下にメスが入り地縫いの行える
口地縫い機能を標準装備しました。

1973年発売以来ここまで進歩しました。
簡単な操作で正確な位置決め
身頃とポケット袋地の正確な位置決めはズボンの品質に大きく関わります。
バキューム装置が施されたテーブル面に、身頃とポケット袋地を置き、上下左右を正確に位置決め確認し、セットすることができます。
芯地テープの挿入も同時にセットが行え、芯貼り工程を省くこともできます。
テーブル面の素材セット時に使用されるバキューム装置に新たにインバーターを採用し、停止中は消音化を図り、必要な時のみに作動するインバーターと制御を採用し、騒音の削減を図り、又、必要な時には50サイクル圏で吸引が弱い時には強くする事ができます。
バキュームのメンテナンスもダンパー部をワンタッチで脱着でき、糸屑や埃を取り除く事も容易になりました。
極限を極めた美しい飾りステッチ縫い ズボンの脇ポケット飾りステッチ縫いは、伸びやすい斜めバイヤスに加え、すべる裏地と袋地を一緒に折りステッチ縫いを行うため、曲がり、ネジレが生じやすくなります。
そのため、新たに下送りを装備し、素材を上押えレールとサンドイッチに挟んで送り、更に新YUHO特許の下糸くり出し装置の装着により、裏目となるステッチもヒッチステッチが解消し、縫製難度の高い難素材も確実に綺麗なステッチ縫いを生み出します。
これ以上は考えられない「美しいステッチ縫い」にこだわり、極限を極めた新機構を採用しました。
又、従来の下板取付では、右側の取付腕が邪魔して、下板が戻るまで次の素材セットを待機する必要が生じていました。
この右腕を省いて待機の必要が無くなり、作業の完全オーバーラップ化が図れ、従来より大幅な能率アップを実現しました。
縫う・折る・切るの3つの異工程を同時に自動化します。 このように本機では、ネジレのない美しいステッチ縫い、僅かなズレもない完璧な二つ折りと正確な切り込み量が得られる斜めカットを同時に自動化し、易しい作業で大幅な省力化は計られます。
脇ポケット口の寸法が正確に、
またシャープな二つ折りが行えます。
ポケット口の二つ折りは斜めバイヤスの伸び易い折りに加え、すべる裏地と袋地と一緒の二つ折り作業のため、真っ直ぐにシャープな折り込みが得にくく、綺麗なステッチ縫いにも大きく関係します。
スイング式折り板と新機構の折り機構の採用により、斜めバイヤスとすべる裏地と袋地の3枚を僅かなズレもなく完璧に二つに折り瞬時に自動処理します。
又、ポケット口の切り込み位置と二つ折り線が確認できることで、ポケット口の寸法が正確に得られます。
口布地縫いによるステッチ縫いもできます。 身頃とポケット袋地を直接折り曲げステッチ縫いする仕様と口布を身頃に地縫いし、ポケット袋地と一緒にステッチ縫いする仕様にも使えます。
この仕様にもメス作動の選択が行えます。
タテポケット口布地縫い機構を標準化 タテポケット仕様では、口布と身頃の地縫い工程が行われます。
この地縫いでは、脇のカーブ線に合せ、綺麗なカーブ縫いと切り込みが求められますが、本機では簡単なプラスチックガイドで、綺麗な曲線縫いとコーナーの斜め同時カットが得られます。
本機の地縫いはナライガイド方式を採用のため、1o厚さのプラスチック板でカーブラインを写し、ハサミで切ったガイド板を装着する事で、任意のカーブラインが得られます。
又、従来、タテポケット口部の上下に切込みメスを入れて、脇カーブに合せたカーブラインで地縫いを行う右メス移動機構はオプションでしたが、本機では標準装備としました。
又、地縫い仕様に切替えるには折込み装置の一部取り外し等に少々手間を要していましたが、これらを大幅に改善し、大変簡単な操作でセットが行える新機構も標準装備しました。
縫い代に合わせた切り込みを同時に処理します。 脇合わせ時に斜め折り込みのポケット口段差を無くすため、脇合わせの縫い代分を切り開く事で、段差のないきれいな脇合わせが行われます。
この切り開き作業は縫い代に合わせ、正確な切り開き量が求められ、手作業では手間のかかる作業の一つです。
この切り開き作業も理想的な25°斜めカットで同時に処理し、正確な切り開き量が得られます。
最大15oまでの薄物から厚物素材までシャープなカットで同時処理します。
液晶タッチパネルの採用で総ての設定がワンタッチで行えます。 仕様の切替など総ての設定が液晶画面を軽く触れるだけで数々の操作が行えます。
又、パルスモーターによるレール送りの採用で送り速度や返し縫いなどミシンとレール送りが完全にマッチします。
送りスピードと縫い目の設定もワンタッチで変更できます。
その他数々の仕様切替から微調整までタッチパネルを触れるだけで色々な操作が大変容易に行えます。
下糸残量カウンターや糸切れ検知装置なども標準装備されています。
上下メス位置の自動切替 口地縫いとステッチ地縫いではメス位置の上下設定位置が変ります。
このメス装置の上下位置が「地縫い」ONと同時に自動で設定変更を行います。
メンテナンスにも万全の配慮 保守・点検などのメンテナンスにも最大の配慮がなされ、ミシン頭部もワンタッチで起こす事ができ、ミシンの調整等も容易に行えます。
元の位置に復元するにも一切の微調整を必要とせず、ワンタッチで元の位置に戻せます。

 

能   力  ★ 1サイクル 約 8 秒 3,600 シーム、ズボン 1,800 本分 / 8H
                            (余裕率 20%)
主な装置  ★ 下送り付きサンドイッチ送り方式
 ★ ミシン押え上げと下糸くり出し装置付き
 ★ ナライ方式タテポケ地縫い
 ★ ステッチと地縫いワンタッチ切替
 ★ 左右切り込みカッター装置
 ★ 右メス移動装置
 ★ 液晶タッチパネル
 ★ 光電センサーとスイッチの併用式
 ★ 強力ブロアモーター(インバーター付)
 ★ 素材クランプ台
 ★ 糸切れ検知装置(TBD)
 ★ 自動下糸巻き装置
 ★ エァ−ガン