■　ＮＥＷ　Ｌ折りＬ縫い向布付け自動機　U-3203-D/LW　■
■　ＮＥＷ　直線向布付け自動機　U-3203-D/W　■

ミシン１台分のわずかなスペースで
ズボンの向布付け工程の自動化を実現！

U-3203-D はＬシェイプ仕様のＬＷモデルと、直線仕様のＷモデルの２モデルをご用意。
ＬＷモデルはズボン脇ポケットの向布付け工程において、１）タテ方向とヨコ方向の２辺をＬ字型に自動折り、
２）コバステッチで自動Ｌ字縫いを行います。またセッティング変更により、尻ポケットの向布付け工程における、
１）ヨコ方向１辺を直線で自動折り、２）ヨコ方向の直線コバステッチ縫いを行うことも可能。

Wモデルでは、１）ヨコ方向の１辺を直線自動折り、２）ヨコ方向の直線コバステッチ縫いの機能を搭載。
脇ポケット用向布付けの直線縫い工程、及び尻ポケットのピスポケ向布付け工程に使用可能。
両モデルともオペレーターの作業は素材のセット作業のみ。
セット後は機械が素材を自動で搬送し、”折り”、”縫い”、”積み重ね” までを自動で行い、
また３ポジション設計により、これら３種類のプロセスが同時進行するため高い生産性を実現します。

ミシン１台分の省スペースで完全オーバーラップ作業が可能	ポケット布の向布付けは仕様により、a) 向布の縁かがり と、b) 袋地への止め縫いの2工程を要します。 この作業を本機は1工程で処理し、かつ仕上がりは1.5�oの高品位なコバステッチに。 素材セット時にはネーム証紙挿入も同時に行うことが出来、簡単な作業のみで正確な位置合わせと確実な折り込み、さらに美しいコバステッチ掛けまでを高速で実現できる画期的な省力・脱技能自動機です。 ＬＷモデル、Ｗモデル共に、ヨコ方向は300�oまでの縫いに対応。 またＬＷモデルではタテ方向の縫いにも最小10�o〜最大90�oの範囲内で自由に設定可能。 パルスモーター採用により、セットエリアから縫いエリアへの搬送時には高速、縫い工程時にはゆっくりなど、高品位な縫い品質を実現すべく各場面での最適な速度をきめ細かく設定可能です。
操作性に優れたタッチパネルで仕様変更もワンタッチ	ポケット布の向布付けには左右の区別があり、折り・縫い工程をそれぞれ別個に行う必要があります。 本機では向布付けの左右の切替を、【左または右どちらか片方を連続運転】、 または【左右１枚ずつ自動切替による交互運転】を選択でき、またネーム付けの有無、折りの有無などの要素をタッチパネルの簡単操作で瞬時に設定可能。 Ｌ字縫い時（ＬＷモデル）における縦方向の縫い長さ設定はタッチパネルで簡単に数値入力出来、ヨコ方向の縫い長さは素材の長さに応じて、ファイバーセンサーが自動で縫い始めと縫い終わりを正確に検知するため、縫い長さの入力は不要です。
仕様に応じて折りと縫いを自在に組み合わせ	イ）折り無しの直線及びＬ地縫い 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 ロ）一辺折りの直線縫い及びＬ縫い 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 ハ）二辺折りのＬ縫いステッチ 　　　　　　　　　　　　　　 など仕様に応じて色々な折りとステッチ縫いが行えます。
ダイレクトドライブミシン採用による高能率作業と優れた生産性	オペレーターの操作は、1) 袋地を正確な位置にセット、2) 向布のセット、この2つを連続で行うだけ。 向布の布端での正確な折り曲げ、サイズ違いに係わりなく、Ｌ字縫いにおける正確な位置での縫い方向転換（ＬＷモデル）や、布端での正確な位置で縫い止め（返し縫い）、最後にスタッカーによるきれいな積み重ね。 これら全てを自動機が面倒を見てくれるため、オペレーターには特段のスキルを要求しません。 ダイレクトドライブ式ミシン頭部の採用と相まって、ハイスピードで高能率な作業が期待できます。
きれいなピスポケ向布付け	ピスポケでは向布の一辺を自動折り、自動縫いを行います。 別途縁かがりを行った向布を本機で縫い付ける場合、あるいは縁かがりなしのまま本機で一気に縫い付けるそのどちらも可能です。 また向布セットの際、簡単操作でネームを同時に挿入することも可能です。
確実な動作を約束するスタッカー	本機に搭載されたスタッカー装置はクランプ機構及びさばき機構により、縫い終わった素材をきれいに確実に積み重ねることが出来ます。
糸切れ検知装置(T.B.D.)	万一の糸切れの際には本機が糸切れを自動検知し、瞬時に運転を自動停止してオペレーターに知らせてくれます。
保守のし易さへのきめ細やかな配慮	機械導入後の保守業務の容易さにも十分配慮した機構設計がされており、例えばミシン頭部起こしと頭部起こしを伴うミシン調整がラクラク行えます。 本機は様々な動作を決められた順序通りに自動で実行するシークエンスがプログラムされており、シークエンスの1サイクルにおいて、各装置がどういったタイミングでどのように動作するのかを把握することが、オペレーターや保守担当者にとって大変重要ですが、本機ではペダルを踏むたびに1ステップずつ動作する機能により、各ステップでの動作の確認が容易に行えます。