■ ニットシャツ 脇スリットコの字縫い自動機 U-3404-D 

 

意外に面倒な脇のスリット縫いを完全自動化しました。
脇スリット縫いはコの字縫いのため、
素材の引き回しが必要となり、左右2箇所を
綺麗なステッチの飾り縫いが求められます。
又、ステッチ幅や長さの異なる仕様にも
全て自動対応する素晴らしい自動機です。

寸法の設定で全て自動対応します。 液晶画面にステッチ幅を設定するだけで素材セット部のガイドもパルスモーターにより移動し、素材押えパットもパルスモーターにより設定された位置に自動移動して全て自動設定が行われます。
幅広いサイズ対応する縫製エリア 全て全自動により縫い長さ120o(最大200o)ステッチ幅10〜30oまでの幅広い縫製エリアが工具の使用を一切必要とせず、全自動設定されます。
ミシン頭部にはダイレクトドライブミシンを採用 ミシン頭部にはJUKI DDL-9000Bを採用し、ミシンベルトの無いダイレクトドライブにより、一層の高速、正確性を確保しています。
特に懐の広い頭部採用でタテ方向のストロークが大きくなり操作性も一段と向上します。
液晶タッチパネルの採用と最新のコンピューター制御 仕様の切替、ステッチ幅の変更等触れるだけで全て設定変更が行われます。
ステッチのヨコ渡り部も、N返し縫い等の選択も可能です。
各種調整、メンテナンスも全て画面を触れるだけで対応する大変便利な液晶タッチパネルの採用です。
より一層の高能率化にも配慮 タテ方向の最大ストロークは200oですが、短い脇スリットでの使用では無駄なストロークが生じます。
これを解消するようにステッチ長さ50o, 80o, 120oと3段のストローク切替が行えます。
素材セットのガイドも3種類用意され、ワンタッチで交換が可能です。
このように無駄を最小限に留めて高能率化を図りました。
縫い仕様にも全て自動対応します。 脇スリットには左右段差の有るものがあります。
又、左右で若干スリット部の仕上がりの異なる場合等にも確実に対応する様、素材端を光電センサー2ヶにより素材の両端を検知作動する機能を主にし、液晶画面に寸法入力して作動する機能の切替方式を採用しました。
素材セットが最大に容易な機構としました。 素材のセット部にはセットガイドが設けられ、スリット部を挟んで置くだけの大変容易な作業で行えます。
又、セット部には素材を吸引するバキューム装置も装備され、しかも、左側、右側と別々に押えが作動できます。
もちろん同時に作動する事も可能です。
又、セットテーブルも筒形状にて完成品の素材セットも大変容易に行えます。
このように高能率と作業性重視に最大の配慮がなされています。

能   力  ★  1サイクル 10秒    2,800 シーム / 8H (余裕率 20%)
主な装置  ★ 液晶タッチパネル採用
 ★ セット位置決めガイド自動移動式
 ★ 定規・停止位置自動設定装置
 ★ 箇型ミシンベット
 ★ 押えパット左右単独作動
 ★ 押えパット位置自動移動設定
 ★ 素材吸引装置
 ★ 光ファイバーセンサー (2ヶ)
 ★ 糸切れ検知装置(T.B.D)
 ★ エァ−ガン