■ 新NCショートシーマー(パターンガイド形彫り装置付) U-3707-D/900 

世界に類の無い
次世代のショートシーマー誕生!!


従来のショートシーマーとニューNCショートシーマーの特長の良い点を
両取りした新NCショートシーマーが完成しました。
従来のショートシーマーではガイドレールの製作にコストと納期が
必要となり、ニューNCショートシーマーではパターンのサイズ毎に
パターン入力と選択が必要な上、素材セットの定規と
素材保持装置の使用に問題が残っていました。
この両機の問題点を見事解消した
次世代の新NCショートシーマーの誕生です。

画期的なパターン入力方式の採用 パターンの入力は形紙をプラスチック板の上に置き、カット面を針先でなぞり、ポイント、ポイントを液晶画面のスイッチで入力する方式を採用し、誰にでも簡単に素早くパターン入力が行えます。
又、部分修正も簡単に入力変更が行えます。
(14ポイント、10パターンまで入力可)
従来のガイドレールと同じく、素材全体をしっかり押えて送られる為、ズレやユガミ、ネジレのない完璧なシームラインが得られます。
送りにはコンピューター制御によりXY制御で送るため、ガイドレール送りでは不可能なパターンシームも描けます。
ガイドレールの製作に形彫装置を装備しました。 新NCショートシーマーでは素材セットの定規と素材押えの押えパットを同時に形彫できる画期的な形彫装置を装備しました。(タテ方向80o、長さ860o)
この形紙のカット面は素材カットの定規面になり、シームラインは縫い代によって異なるため、液晶画面に縫い線を入力する事で、戻りのカッターでシームラインの形彫を行います。
この様にガイドパットの形彫は素材セットの定規とシームラインを押える押えパットを同時製作する事ができ、全てが工場内で手軽に製作できます。
手に変わるキーパー装置で素材のセットが大変容易に行えます。 素材のセットは、テーブル上の定規面に素材の裁断面を合わせて置くだけの大変簡単な作業で行えます。
また、素材セットには2組のキーパー(素材保持)装置が標準装備され、このキーパー装置は前後左右自由に移動が可能なため、縫いラインに添って必要な箇所を手に変わり一時保持することができます。
素材の保持はつかむ、はなすが何度でも繰り返すことができるため、正確な保持、2枚、3枚重ねや途中のネーム挿入やいせ込みセットなど大変便利にご使用頂けます。
キーパー装置に加えテーブル面には強力なバキューム吸引装置も装備され、素材のセットを補助します。
素材のセットには専用ペタルにより吸引をON:OFF自由に行え、キーパー装置と合わせ、素材のセットに大きくお役立て頂けます。
このキーパー装置とテーブルバキュームにより、ワンパターンのガイドでサイズの大小、デザイン違いの少々のシームライン違い等、全てワンパターンガイドで対応できます。
(従来のショートシーマーで実証済です。)
小物縫いに最適化された3ポジションモードを新規に採用 従来の小物素材を並べて一気に縫う小物縫い仕様に加え3ポジションモードを新規に追加しました。
500〜600o程度の短めの素材で使用する際、ガイドレールを左端で待機させるのではなく、より素材セット位置に近い位置で待機させる事で、より迅速に素材をピックアップする事ができ、ロスタイムの削減に貢献します。
また、その待機位置はタッチパネルで自由に位置を指定する事ができます。
特許取得の下糸くり出し装置付きでジョーゼット等も縫い縮み“0” 極薄素材のジョーゼットから裏地まで又、綿素材等伸びない素材まで
縫い縮み“0”で地縫いできます。
特許取得の下糸くり出し装置は後進縫い及び全方位縫いでヒッチステッチの無いパーフェクトステッチ縫いが行えます。
又、下糸のくり出し量も素材が厚い物及びストレッチ素材等にも適量な設定が行える画期的な下糸くり出し機構が採用されています。
ジョーゼットの薄物からニット素材まで縫い縮みのないパーフェクトな地縫いが行えます。
液晶タッチパネルの採用で操作性も抜群! スイッチ類の操作も液晶タッチパネルの採用で、液晶パネルを軽く触れるだけで操作でき、補修やメンテナンスにも従来の煩わしい操作を一切必要とせず、軽く触れるだけで瞬時に行えます。
積算カウンターの表示や下糸の残量表示もセットでき、下糸ゼロで赤面表示で知らせます。
中間での停止又は飛ばし縫い、途中からの縫い出しなどセット定規のメジャーに合せ、タッチパネルに寸法入力するだけの大変簡単な操作でできます。
この様な高機能液晶タッチパネル方式が新採用されました。
長尺縫い仕様も採用 スカートのパターンガイドで最大860o以上のパンツにも対応できる長尺縫い仕様も採用しました。
長物縫いは縫い途中で針が刺さって止まり、残り部分を再度セットし布端を光電センサーが検知するまで縫われます。
このように途中での縫い継ぎには針が刺さって止まり、素材のズレや糸の継ぎもなく完璧な縫い継ぎが行えます。
実案特許の糸つかみ装置を装備
(第1515029号)
縫い始めのトラブルを避けるため、縫い始めの針上下量を糸たぐり装置でたぐります。
糸切り後に糸端をつかみ縫い出しと同時に糸を離します。
1シーム毎に自動で繰返し行われ、縫いでのトラブルは完全に解消されます。
スタッカー装置による作業のオーバーラップ化が計られます。 素材の取り置き作業には大変なロスタイムが生じます。
本機では縫われた素材はスタッカー装置により、自動で積み重ねを行ない、素材の取り置きタイムを大幅に改善して作業のオーバーラップ化・高能率化が計られます。

主な装置  ★ 液晶タッチパネル表示
 ★ XYサーボモーター駆動装置
 ★ パターン入力装置
 ★ キーパー装置(2組装備)
 ★ レールストローク自動可変装置
 ★ スタッカー装置
 ★ 200W強力ブロアー(インバーター装置付)
 ★ 糸切れ検知装置(T.B.D)
 ★ エァ−ガン