■　全自動前立三ッ折り縫い自動機（素材自動供給装置付）　U-4009-D/AUT　■

前立三ッ巻縫い工程の 『完全無人化』 を
実現した真の省力機！


ドレスシャツの前立三ッ巻縫い工程： �@ 素材供給 → �A 位置決め →
�B 完全三ッ巻 → �C 自動縫い → �D プレス → �E 自動積み重ね。
これら全ての工程を無人化しました。
特許取得の下糸繰り出し装置により、
ステッチはネジレ、パッカリングのない
パーフェクトなＹＵＨＯ品質をお約束します。

下前立ての三ッ巻工程を自動化	本自動機はシャツ下前立ての三ッ巻工程における、 �@ 素材前身頃を1枚1枚自動でピックアップ → �A 素材を所定の位置にセット → �B 素材全体 の三つ折り → �C ガイドレールで押さえながらステッチ縫い → �D 全体を押さえてプレス → �E スタッカー装置で積み重ね、これらの一連の工程を 自動で行います。 タテ縞素材でも扱うことが出来、縞目に沿って正確な三ッ巻縫いが行えます （注1）。 また本機はラッパ方式ではなく、前身頃全体を瞬時に折り込む三つ折り機構なので、三ッ巻幅の変更も自由自在です。 注1 : 縞目合わせ工程には手作業が必要となります。
独自開発の素材自動供給装置により無人化を実現	素材を掴む、離すを1枚1枚確実に行うために粘着テープ方式を採用、計4本のテープで確実に素材をピックアップします。 1回のピックアップ動作毎に、新しい粘着面を0.2�o自動的に繰り出し、使用しては巻き取るを繰り返すことで、常に安定したピックアップが行えます。 素材のピックアップ位置やリリース位置は液晶画面上で正確かつ簡単に設定が可能です。 ピックアップ装置1基につき2本のテープを使用し、2本のテープの間隔は 70〜120�oの間で自由に設定できます。 この装置が計2基装備されており、自由に左右に移動出来るため、同様に 2基の間隔を25〜500�oの間で自在に設定可能です。 この機構により、素材それぞれの異なるサイズに合わせて確実にピックアップし、意図した位置に正確に供給することが出来ます。
特許取得の下糸繰り出し装置により、パーフェクトなステッチ縫いを実現	三ッ巻された前身頃は当社が特許を取得した独自開発技術である「下糸繰り出し装置」により、パッカリングのないパーフェクトな三つ巻きステッチ縫いが行われます。
三ッ巻幅を自動設定	三ッ巻幅は15�oから35�oまで自在に設定出来ます。 最大縫い長さは850�oまで扱うことが可能です。 液晶タッチパネルに寸法を入力するだけで、装置が自動で三ッ巻幅の設定・変更を行いますので、サイズ別のラッパのような特注ゲージを一切必要としません。
液晶タッチパネルで簡単且つ直感的な操作	三ッ巻幅の設定の他にも、様々な仕様の切り替え、各装置の調整や設定を、画面に軽くタッチするだけで行うことができ、経験の浅い作業員でも難なく使いこなすことが出来ます。
完全三ッ巻・半三ッ巻・二つ折りが可能	素材は本機の作業テーブルに搭載された強力なバキューム装置で保持されつつ、三つ折り装置により確実に三ッ巻され、直後にガイドレールで確実に押さえながら針元に搬送し、即ステッチ縫いが行われます。
素材供給のみ（位置合わせなし）の運用も	縞目に沿った正確な位置での三ッ巻縫いが要求されるケースでは素材自動供給装置が素材をピックアップしレール手前で素材をリリース、供給しますが、素材の正確な位置合わせはマーキングライト(オプション)に合わせて手作業でセットする、“位置合わせなしの自動供給 ”といった運用の仕方も選択可能です。 タッチパネルの操作のみで簡単に設定することが可能です。
積載リフトは絶えず素材の上面を検知	素材自動供給装置の積載リフト部は、長さ750�o×幅300�oの素材を、最大180�oの高さまで積み上げて装填することが可能。 機械が絶えず積み上がった素材の山の最上部の位置を検知し、積載数量が減っていくにつれリフトが自動で上昇、常に素材の最上部が同じ高さに保たれます。 また素材がなくなると、自動的に運転を停止します。 また本機はシャツの前身頃だけでなく、半袖やポケット布などの小物にも使用が可能。 その場合、素材を積載リフトに横方向に2枚を並べて積み上げれば、2枚をまとめて自動でピックアップリリース → 三ッ折縫い → プレスが可能です。 この自動供給装置は、縫い工程中に次の素材のピックアップを行い、素材 供給位置のぎりぎり間近まで移動・待機することで、ガイドレールがプレス工程で素材を離し、セット位置に戻ってくるのと同時に素材を所定の位置にリリースするという、無断のないオーバーラップ作業が行えるよう設計されています。
下前立てに加え、上前立て三つ折り縫いも	図のようなワンピース構造に限れば、本機を上前立てにも使用することが可能です。 下前立てと上前立ての切り替えは、ストッパー定規の設定のみで行うことが出来ます。 但し、Ｂの追加ステッチは別途行う必要がありますが、一方この仕様は横縞合わせが簡単正確に行え、加えて芯地も同時にセットして挿入できる、といったメリットがあります。 さらに、半袖使用時には袖口の三ッ巻が左右2枚を一度に行えます。
バキューム保持式プレス装置	三つ折りされた素材は縫い線の両側を同時に押さえて搬送するガイドレールにより三ッ巻縫いされます。 その直後、テーブル面のバキューム吸引で素材を保持しつつ、ガイドレールが上昇して素材を離すと次にプレス装置が降りてきて、素材をプレスします。 このプレス装置は温度とプレスタイムを素材に合わせてきめ細かく調整することが可能です。
完全無人化工程の仕上げはスタッカー装置	プレス装置でプレスされた素材は最後にスタッカー装置により自動で積み重ねが行われ、これにより供給から積み重ねまでが全て自動化・無人化されます。 注：ポケット布の三ッ巻縫いなどにはスタッカーは使用できません。
メンテナンスのし易さへの配慮	本機には一連の作動シークエンスをスタートペダルを踏む度に、ワンステップずつ動作させるモードも用意されており、各装置の動作チェックや調整、動作順の確認がやり易くなっています。 またミシン頭部のメンテナンス時には、ミシン頭部を簡単に起こしたり、元に戻すことが可能です。 更に、万一のトラブル発生時にＹＵＨＯがより的確なユーザーサポートを行えるよう、ユーザー様がＰＣと本自動機を接続することで、本自動機のステータスを詳細にモニターするソフトウエアを同梱 しています。
インバーター付きバキューム吸引	テーブルバキュームの吸引力の調整を行えます。
糸切れ検知装置 (T.B.D.)	針糸の糸切れを瞬時に検知することで、素材のロスを最小限に留めることに貢献します。