■　　　前立三ッ折り縫い自動機　U-4202-D　　　　　■
　 　　　　　　　　　プレス機付　U-4202-D/PS　

簡単操作で誰にでも高品位の
シャツ前立三ッ巻縫いが可能、
三ッ巻幅の変更も思いのまま。


オペレーターが素材をセット定規に沿って置くだけで、�@ 完全三ッ巻き → �A ステッチ縫い →
�B プレス → �C 自動積み重ね、これら一連の工程を機械が自動で行います。
�B、�Cの工程時は、オペレーターが次の素材のセット作業を行える、
高効率オーバーラップ・ワークフロー設計。
三ッ巻部全体を押さえて縫う機構デザインは、ネジレを排除、
正確なタテ縞合わせを可能にし、パッカリングのない
パーフェクトなステッチ品質をお約束します。
2022年、ミシン頭部を新型デジタルミシンに換装して再デビュー！

下前立ての三ッ巻工程を自動化	オペレーターがシャツ下前立をセット定規に沿わせて置くだけで、本自動機が、�@　素材全体を三ッ折り　→　�A　ガイドレールで押さえながらステッチ縫い　→　�B　全体を押さえてプレス　→　�C　スタッカー装置で積み重ね、これら一連の工程を自動で行います。 タテ縞素材でも扱うことが出来、縞目に沿って正確な三ッ巻縫いが行えます。（注：縞目合わせは手動で行う必要があります。） また本機はラッパ方式ではなく、前身頃全体を瞬時に折り込む自動三ッ折り機構を採用することにより、三ッ巻幅の設定・ 変更が簡単、瞬時にかつ自在に行えます。
完全三ッ巻・半三ッ巻・二つ折りが可能	素材は本機の作業テーブルに搭載された強力なバキューム装置で保持されつつ、三ッ折り装置により確実に三ッ巻され、直後にガイドレールで確実に押さえながら針元に搬送し、即ステッチ縫いが行われます。 一辺目折り量セット定規の調節で、完全三ッ巻に加え、半三ッ巻、二つ折りも容易に設定可能です。
針糸は表側に	下前立て三ッ巻ステッチの針糸はラッパ方式ですと裏目になりますが、本自動機では針糸が表面になり、大変美しい完全三ッ巻ステッチ縫いを実現しています。
三ッ巻幅を自動設定	三ッ巻幅は15�oから35�oまで自在に設定及び変更することが出来ます。 最大縫い長さは850�oまで扱うことが可能です。 液晶タッチパネルに寸法を入力するだけで、装置が自動で三ッ巻幅の設定 ・変更を行いますので、三ッ巻幅変更時に、工具やサイズ別の特注ゲージを一切必要としません。
液晶タッチパネルで簡単且つ直感的な操作	三ッ巻幅の設定の他にも、様々な仕様の切り替え、各装置の調整や設定を画面に軽くタッチするだけで行うことができ、経験の浅い作業員でも難なく使いこなすことが出来ます。
ネーム、品質表示ラベル等の挿入も可	三ッ巻部へのラベル挿入も簡単に行えます。
上前立てや、半袖、ポケット布の三ッ巻にも	上図のようなワンピース構造に限れば、本機を上前立てにも使用することが可能です。 下前立てと上前立ての切り替えは、ストッパー定規の設定のみで行うことが出来ます。 但し、Ｂ部の追加ステッチは別途行う必要がありますが、一方この仕様は横縞合わせが簡単正確に行え、 加えて芯地も同時にセットして挿入できるといったメリットがあります。 さらに本機は半袖やポケット布の三ッ巻での使用も可能で、その際は複数枚の三ッ巻を一度に行えます。
スタッカーが自動で積み重ね	プレス装置でプレスされた素材は最後にスタッカー装置により自動で積み重ねが行われます。 但し、ポケット布及びサイズによっては半袖やシャツの前立ても、素材のサイズが小さい場合、スタッカーが使用出来ない場合があります。
メンテナンスのし易さへの配慮	本機には一連の作動シークエンスをスタートペダルを踏む度に、ワンステップずつ動作させるモードが用意されており、各装置の動作チェックや調整 、動作順の確認がやり易くなっています。 またミシン頭部のメンテナンス時には、ミシン頭部を簡単に起こしたり、元に戻すことが可能です。
インバーター付きバキューム吸引	テーブルバキュームの吸引力の調整を行えます。
糸切れ検知装置	針糸の糸切れを瞬時に検知することで、素材のロスを最小限に留めることに貢献します。
マーキングライト（オプション）	縞目にぴったり合わせた三ッ巻を行う際に使用します。
バキューム保持式プレス装置 ／ＰＳモデル	三ッ折りされた素材は、縫い線の両側を同時に押さえて搬送するガイドレールにより三ッ巻縫いされます。 その直後、テーブル面のバキューム吸引で素材を保持しつつ、ガイドレールが上昇して素材を離すと、次にプレス装置が降りてきて、素材をプレスします。 このプレス装置は温度とプレスタイムを素材に合わせてきめ細かく調整することが可能です。 シャツ前立の三ッ巻に加え、半袖口、ポケット布、表カフスなどにも、ステッチ縫い直後にプレス掛けを行うことが可能です。
“三つ折りのみ、ステッチ縫い無し”仕様に最適化したモードを新搭載 ／ＰＳモデル	シャツの下前立三ッ巻部で三つ折りのみを行い、ステッチ縫いを省く仕様がありますが、この仕様に特化したモードを標準搭載しました。 LCDタッチパネルでミシン作動 OFF を選択するとミシン頭部の動作と布端を検知するセンサーの動作をキャンセルするため、三ッ折り後の素材は針元でスピードを緩めず、高速で一気にプレス機まで運ばれてプレスと積み重ねを行います。 ステッチ縫いがない分、確実にサイクルタイムが短縮可能、且つ必要な手続きはタッチパネルの操作のみで針の脱着といった作業が不要なため、通常の「三つ折り + ステッチ縫い + プレス」仕様と、「三つ折り(ステッチ縫い無し) + プレス」仕様を瞬時に切り替え可能です。