ＮＥＷシャツ剣ボロ自動折り込みステッチ縫い自動機（折りプレス機内臓）

■　ＮＥＷシャツ剣ボロ自動折り込みステッチ縫い自動機（折りプレス機内蔵）　U-4506-D/PS　■

折りとステッチの品質向上に加え、
更にシャープな折りの実現及び
難素材への完璧な対応と幅広い素材をカバー。
定評あるYUHOの剣ボロ自動機が
最新のデジタルミシンに換装して新登場！

二つの難工程を一気に自動化	ドレスシャツ、カジュアルシャツ、スポーツシャツ、婦人ブラウスなどの様々な素材に対応し、従来問題点だった、折り段階での熱による変色、照り、形態記憶素材での折りの困難さや薄物難素材のステッチ縫いにおける不安定なコバ幅、ドレスシャツでのパッカリングなど数多くの技術的難問を一気に解消、しかも、折込と上手口付けステッチ縫いという難工程をまとめて自動化する、大変画期的な剣ボロ縫い自動機です。カジュアルシャツや婦人ブラウスの薄物から、スポーツシャツの厚物まで下手口の重なり部で最大6㎜までの極厚素材まで対応しています。
最新のダイレクトドライブミシン頭部	ミシン頭部にはJUKI DDL-9000C ダイレクトドライブミシンを採用、ミシンの応答性に優れ、追従性、立ち上がり速度、停止精度等、様々な点で本自動機に理想的なミシン頭部です。また折り縫い機構には、素材の折り板と押さえ装置に、従機よりもより強靭な構造に改良し、品質の向上、機能アップを実現しました。
液晶タッチパネルで簡単かつ直感的な操作	運転時の右手口、左手口の切り替えや左右交互自動切換え運転、あるいは縫いパターンデータの選択といった操作が、液晶タッチパネルに触れるだけで簡単に行えます。縫いパターンデータは10 パターンまで記憶でき、呼び出しもワンタッチ。縫いパターンデータは、ゲージと共に個々のお客様の仕様に従って全て特注して納品されますが、素材の個体差など様々な要因により、縫い線に微細な修正が欲しい場合があります。そのような場合、本機はタテヨコ方向それぞれ0.1㎜単位の微調整をタッチパネル上で簡単に行えます。画面上で修正箇所にタッチするとテンキーが表示され、＋－を選択して数字を入力します。さらに、剣先の角度等が同一だが剣ボロの全長のみが異なる仕様の場合、運転画面の「縫い長さ」に全長のサイズを入力するだけでゲージやパターンデータの変更なしに対応が可能です。その他にも縫いスピードの低速部、高速部それぞれの送り速度、スタッカー作動の設定値等、オペレーター・保全担当者からのインプット、自動機からのアウトプットといった様々な情報のやりとりがタッチパネルにより簡単且つ直感的に行うことが出来ます。例えば、上糸の糸切れが発生した場合はT.B.D.（糸切れ検知装置）が、あるいは下糸の残量がゼロに近づくと下糸残量カウンターがそれぞれ瞬時に液晶画面に赤色警告画面を表示させてオペレーターにお知らせすることで、素材のロスやアイドルタイムを最小限に留めるこれも生産性向上には重要なポイントです。
高速でシャープな折り込み動作と上下サンドイッチ搬送	はじめに手口剣ボロ布の一辺を折りプレス装置で折り込み、その折り面を定規に沿ってセットします。本機が剣ボロ布を瞬時に美しく、シャープに折り込みます。次に下ボロの付いた袖をセットし、スタートペダルを踏むと本機は非常に精度の高いコバステッチ縫いを確実に自動で縫い上げます。手口部は枠の内側に納められ、上下からサンドウィッチ式に挟まれて針元に送り込まれるため、型崩れやパッカリングのない、完璧な剣ボロ縫いが出来上がります。剣ボロ部を縫い終えると、糸切りを行い、スタッカー装置により自動的に積み重ねまで行われます。これらのサイクル作業シークエンスは1名のオペレーターによる2台同時運用も容易にこなせるように配慮がされています。
高精度な動作と高剛性パーツ採用がもたらす安定したパターン縫い	XY駆動軸には、高精度と高剛性を誇るリニアウェイの採用により、超精密な動作と高耐久性を高い次元で両立しています。またXY軸の送り動作にはパワフルなパルスモーターを採用し、更なる信頼性の向上を図りました。これによりより美しく安定した剣ボロパターン縫いを実現しています。
スペース＆エナジーセービング	本機は省スペース及び省エネを徹底的に追及して開発されました。幅1m、奥行き0.8mのコンパクトな筐体はスペースが限られた生産現場への導入の敷居を低くし、更にオペレーター1名による2台同時運用も僅かなスペースで実現可能です。本機の各軌道部には高精度なベアリングをふんだんに使用、摩擦抵抗を最小限に抑え、高い耐久性と同時にエナジーセービングを実現しています。
ボロ隠し	裏面のボロ隠し処理が可能なため、高付加価値な袖手口縫いを実現します。
縫い始めの鳥の巣を解消	針元に装備された糸つかみ装置が針糸を糸切りと同時に保持することで、縫い始めの糸抜けや上糸による鳥の巣の発生を無くし、きれいな縫い出しを実現します。
プレスタイム僅か0.3秒、剣ボロ布一辺折りプレス装置	本装置は剣ボロ布の一辺を折りプレス処理したものを折り込み装置にセットし、それ以降の作業を自動化しています。この一辺のみの折プレス工程は、本機のテーブル上に搭載された一辺折りプレス装置により、僅か0.3秒で完了。＜一辺折りプレス工程＞と残りの＜折り込み → 縫い → 積み重ね工程＞はオーバーラップが可能な構造となっており、サイクルタイム短縮に貢献しています。
スタッカー装置でひとり2台運用	縫い終わった後、素材の自動積み重ねを行うスタッカー装置を搭載。ひとりのオペレーターが本機2台を同時に操作する場合や、他の機械・作業と並行して本機を操作する場合に威力を発揮します。
メンテナンス性に優れた設計	保守点検時には、ミシン頭部がワンタッチで起せる構造を採用。メンテナンス性が十分配慮した機構設計がなされています。また、本体の清掃に便利なエァーガンも標準装備しています。
第二チャンポン（オプション）	剣先部とそれ以外のエリアで縫いのクオリティが揃い難い場合、エリアごとに上糸のテンションを自動的に調整して、完璧な縫い品質を実現する第二チャンポンをオプションで追加可能です。

能力	シングル長さ170㎜の場合　　　　　1サイクル20秒　 1,150 シーム／ 8Ｈ（余裕率　20%）
主な装置	★　縫いゲージ1組（左右1パターンのソフト付き）　★　液晶タッチパネル　★　反転クランク装置　★　一辺用折りプレス装置　★　下糸残量カウンター　★　スタッカー装置　★　糸切れ検知装置（Ｔ.Ｂ.Ｄ.）　★　ブレーキ付きキャスター　★　エァ－ガン
オプション	★　コーナーＹカット機　Ｃ-１００　★　交換ゲージセット (反転クランク装置押さえ付き) 　★　パターンソフト左右　一式　★　マーキングライト　★　柄合わせバキューム吸引装置　★　第二チャンポン